12月。

12/6
 
 手首がだんだんひどいことになっている。親指の下の方が小さくて浅い傷だらけだ。ちょっと汚くなってきちゃいましたわ。傷は浅くても長いほうがいいのかな、なんてな事を漠然と考えたりします。でも私は「恐いよう」とか思って、ドキドキしながら切るのですが、その反面すごいワクワクもします。安定するために切ってるのに興奮してどうする(笑)そしてうっすらと滲んでくる血をみて初めて安心します。そしてもっとみたくなります。…変態みたい。まあ完全に否定することはできないので(←できないんかい!)それはいいとしましょう。

 今私はちょっとやってみたいことがあります。それはハルシオン大量投入。健忘がどんだけのものになるのか試してみたい。睡眠薬大量に飲んでも死ぬ事はほとんどないし。っつーかハルシオンで死のうとも思わないしね(笑)それほど飲む気もないし。もったいないじゃないですか!!あとまた献血。血を抜いてくれ。まだ針の跡が残ってるけどね。それに四ヶ月たたないとできないし。そこはほら、住所とか名前を・・・して。ね?昔は結構純粋に「あたしのこんな血で助かる人がいたら」とか思ってたけど、今は変わっちゃいました。献血するからにはやっぱり使って欲しいけど、調べたら血の中に薬が入ってるのバレバレで廃棄される運命。無駄なことしたいんだねえ、私は。献血関係の人にも迷惑やっちゅう話ですわ。

 しかし精神科から心療内科に変わったって聞くと、病状が軽くなったように思われるけど、精神科の時より強い薬出されてるんだよね~。ろくに症状については聞かれないし。カウンセリング受けろって事かえ?


12/8

 表の続き~。病院行くまで時間があったから、ハンズ行ってまた使い捨てメス買ってしまいました。一本だけね。使い捨てにしてないし(笑)もちろん一人で使ってるから(当たり前ですな)切れ味が落ちるまで使います。最近アムカよりリスカをしてますね。自傷の王道?夏のこと何も考えてませんね、今は。傷だらけの腕をさらす季節…。

 病院に行って、先生に「ヒルナミンをロヒプノールに変えてほしいんですけど」って言ってみたんですよ。そしたら、
「ロヒプノールはね、あまりいい薬じゃないんです。アメリカとかには持ち込み禁止になってる薬なんですよ。まあ、アメリカに行くかどうかとかは分からないですけど、そういうお薬なんであまりよくないんです」
 とのこと。先生、そんなことは知っています。その理由も知っています。ロヒ(ロヒプノールの略)は無味無臭だから、飲み物とか食べ物に混ぜて使いやすい。粉末状にしてね。そして、そういうことに実際つかわれて犯罪を犯した人がいるから持ち込み禁止になったんです。どこの国の人がしたかは分かりませんが。そこまで説明してから「出せません」って言ってくださいよう!そしてヒルナミンの代わりがユーロジン。「これあまり効かないんですけど」って言ったら「ハルシオン2錠と一緒なら大丈夫です」と、面倒くさそうに言いました。わしの被害妄想かもしれんが。でもそれで「あー、やっぱり駄目だ」と思っちゃいましたね。「同じような効き目ですから」とは言ってたものの。だったらゾロのサイレースくれ。

 家に帰って、寝る前にハル+レンドルミン+ユーロジン+パキシル(1錠ずつね)飲んだら珍しく、ラリラリ~ってかんじになったので切ってしまいました。同居人も帰ってこなかったし。朝起きたらいましたけどね。洗い物してる時、フラッシュバックって言うほどのものでもないけど、昔の嫌な思い出が頭の中にうかんできたりしましたしね。う~ん、自傷をした事に対しての自己弁護だねえ。今日も切っちゃいそう…。いかんいかん!

 とりあえずリタリンはとっておいてます。ためこんで一気に飲んでやる(笑)っつーかまじで1錠だと効いてるのか効いてないのか分からない…。期待してたのになあ、リタちゃ~ん。合法的な覚醒剤と言われてるのに(笑)依存しやすいって言うけど、効き目が感じられない今は依存もくそもありません。こっちは日中一気に眠気が襲ってくるのに困っとるんじゃっつーの。それをおさえたいだけなのにぃ。いやん。

 今日は友達から貸してもらったCoccoのビデオでも見よう。そして彼女のリスカ・アムカの傷跡を見るのさ。最初の頃のプロモでの彼女の腕は綺麗だけど、後半の方になると傷がどんどん増えていっているのですよ。見てて痛いです。でも好き。歌も声も。


12/31

 クリスマスもいいけど年越しもね!(「おせちもいいけどカレーもね!」のノリで読んでください)私にとってはどちらかというとクリスマスより年越しのほうが大きなイベントでやんす。だって年越しよ!?大事な人と(家族とか好きな人とか友達とか)一緒に年を越したいですよう。でも1人。去年は実家に帰ったから家族と過ごしたけど。その前は同居人。その時は恋人という関係だったしなあ。同居人は29日に忘年会で、オール。つまりうちには帰ってきませんでした。プチODするっつう話ですわ。ハル3錠、レンドルミン2錠、デパス4錠、ロヒ1錠、ベンザリン1錠、ユーロジン1錠。あと何かあったような…。忘れました(笑)

 その「オール」の話を聞いたとき「あ~、分かったよ。んじゃ楽しんでね。あたしは手首でも切ってから寝るわ」と言ったら止められた。当たり前?「んじゃ腕にする」「だから切るなって」「いーや、切る」「…じゃあ好きにしな。切れば?」との事。いたって私の口調は普通です。怒ってもいないし、泣いてもいない。だからまわりに「soruは何考えてるかわからなくて怖い」って言われるのか?「何か企んでそう」とも言われます(笑)姉にすら言われます。えへ。彼曰く「二回止めても駄目な時はもう何も言わない」だそうで。それが彼のポリシーみたいです。その後はさすがに私もキレてしまいまして(最初から「切る」とか言わなきゃ良かったんだけどね)言わなくてもいい事をいろいろ言って彼を責めました。一応手首も腕も切りませんでした。一応「切らなかったらおみやげ買ってあげるし、何かご褒美あげるから」と言われたので「わかった。じゃあ今日は切らない」と約束したので。子供か?私は(笑)でも約束は守るほうなんです。守れない約束はしないんです。されたくないから。出来ない時はきちんと言うし。

 でも明日、いや、今日か?31日、また忘年会だそうです。もういいです。切ります。知らん。「俺はsoruと違って『仕事は仕事』って割り切れないんだよ」と言われました。だから忘年会とか送別会、飲み会に参加するんだ、と。ショックでした。確かに私は強制参加じゃない限り、そういうものには参加しません。彼の言ったとおり『仕事は仕事』だから、その仕事が終わった後、別に仕事仲間と遊ぼうとはあまり思いません。自分で遊びたいときには個人的に誘ったりしますが。でも別に割り切ってるわけじゃないです。そういう事ができないだけです。参加すると異常なくらい精神的に疲れるから。それを知ってるから『仕事は仕事』と考えるしかなかっただけです。彼のように仲良く仕事以外に仕事仲間と飲み会とかできる人間だったらどんなによかったでしょう。

「あたしはそういうことができないんだよ」

 言った後泣いてしまいました。結局何も分かってない。変な話になってしまうかもしれませんが、彼は私の汚い傷跡を舐めてくれます。動物が傷を舐めて治すように。そういうことをしてくれる彼が結局何も分かろうとはしていないんだ、と思った瞬間もうどうでもよくなりました。今回だけじゃないし、彼だけじゃないですけどね。元彼もそう。鬱病とかに偏見を持ってないだけで、分かろうとはしない。「それはそれ、これはこれ」ですね。分かってもらいたい、と思うのは甘えなんでしょうか。

 うろ覚えなので、言葉は違うと思いますが、ニーチェの言葉にこういうものがあります。

「光しか知らない者に闇の本当の暗さがわかるものか」

 人はそれぞれの闇を抱えて生きている。その闇を知っている人が、違う闇だからといって分かろうとしないのはどうなんでしょう。彼は私よりひどい闇をかかえて生きてきました。だからこそもう闇と向かい合いたくないのか、それとも彼にとって私はそれだけの存在でしかないのか。

 もう余計な事は何も考えずに過ごしたいですね。人の言動、行動に一喜一憂したくない。何も感じない人になりたい。



© Rakuten Group, Inc.